壮絶なことで有名なムロツヨシさんの生い立ちについて「嘘?」という噂が出ています。
かなり複雑な家庭環境で育ったということですが、今日この「ガセネタ説」について、ムロツヨシさん本人が発言している動画を発見することが出来ましたので、こちらでご紹介します!
まずは有名なムロツヨシの壮絶な生い立ちを見てみましょう。
目次
ムロツヨシの生い立ちまとめ!両親・姉・親族との複雑な関係
4歳の頃に両親が離婚、父親が親権を持つが育児放棄
ムロツヨシさんの記憶の中の両親はずっと喧嘩をしていたそうで、彼が4歳の時に離婚されます。
離婚の際、ムロツヨシさんの親権を持ったのは父親でした。
しかし、その父親はムロツヨシさんを親戚に預けて女性と生活を始めたそう。
離婚してすぐに実の父親には育児放棄されてしまったんですね。。。
夏休みや冬休みには父親の家に遊びに行っていたようですが、ずっと親戚や祖父母に育ててもらっていたそうです。
父親が再婚、ムロツヨシは祖父母に預けられる
そして、離婚後ムロツヨシさんを親戚に押し付け同棲していた恋人とは別の女性と再婚します。
その女性には連れ子が2人いたそうで、二人が再婚したのは良いのですが、何を思ったのか、実子であるムロさんと姉とは一緒に暮らさず、自分の祖父母に二人を押し付け、新しい奥様とそ連れ子2人と一緒に暮らし始めたそうです。
しかも、ムロさんと姉の世話を押し付けている祖父母と同じアパートの隣室に住んでいたそう。
不思議過ぎる状態ですよね。。。
父親がまた離婚、その後父親とは絶縁
全ての元凶ともいえるムロさんの父親ですが、再婚した女性とも離婚します。
また当時隠れて借金も作っており、連帯保証人になった叔母が自己破産に追い込まれたことで、親族間の関係が悪化。
当時のムロさんは、親族を取るか・父親を取るかの選択を迫られたそうです。
さすがにムロさんは育ててくれた親族を選び、そこ時から実の父親とは絶縁状態とのこと。
それからムロさんがパスポートを作成するために戸籍謄本を取り寄せた際、実父はまた別の女性と再婚をしていたことが分かったようですが、その時は既にムロさんも成人して自分の人生を歩み始めていたので、特に何も感じなかったそう。
まぁ、ここまでくると怒りや不満を通り越して、呆れて憐れみを感じるレベルですもんね。
姉はまっすぐ育たず、その後音信不通
複雑な環境で育ちながらも、人を恨まずに俳優として成功し「愛されキャラ」になったムロツヨシさんですが、お姉さんの方はそうはいかなかったようです。
ムロツヨシさん曰く「道を外れる人」だったとのこと。
最終的には家を出て行ってしまい、その後音信不通だそうです。
でも、どちらかというと全く両親を恨んでいないムロツヨシさんの方が特異であって、お姉さんを責めることはできませんよね。
特に、ムロさんの父親は女性に対してだらしがなく「親」として自覚が無い行動をしているので、「女性」として産まれているムロツヨシさんのお姉さんの気持ちを考えると、非行に走ってしまうのは無理もないと思います。
女の子の思春期に父親の背中がこれだと、ちょっとな~~~~~と。。。
実母との関係は?ムロツヨシが本名を明かさない理由
ではムロツヨシさんの実母とはどうなってしまったのでしょう?
実の母親は子供を捨てたと責められがちですが、旦那の人格が酷すぎると、たとえ子供に罪は無くとも「この男性と血がつながっている子供なんていらない」と逃げてしまう女性もいます。
ムロツヨシさんのお父さんはそんな男性と言われても仕方ない行動をとっているので、一概にムロさんの母親が悪いとは言えませんよね。
ムロさんが4歳の頃に出ていってしまった後、連絡先もわからず、写真等も残っていなかったといいます。
唯一ムロさんが覚えていたのは、お母さんが真っ赤な口紅を付けて出ていった、ということ。涙
その後、実のお母さまは新しい家庭を持っていることまでは知っているようです。
ちなみに、ムロツヨシさんが本名を明らかにしないのは、その本名がかなり珍しい名前で、もし公表すればテレビを見た母親は自分の息子だと気づくと思ったからだそう。
新しい家庭を持ち、子供もいるらしい母親にとってそれは目障りなのではないかと考え、ムロツヨシさんは芸名で活動することを選んだのだそうです。(涙)
それでもやっぱり顔くらいは見てみようかなと思った時期もあったそうで、一時期は探偵を雇って母親の居場所等を調査して、会いに行ってみようかと考えたこともあったようですが、結局現在に至るまで母親には会っていないとのこと。
うーん、母親としては元旦那は恨んでいたとしても子供を恨んでいることは無いと思うのですが、この辺はとても難しい問題ですね・・・
ムロツヨシの恋愛観・結婚にも生い立ちの影響が出ている?
このような複雑な生い立ちは、やはりムロツヨシさんの恋愛観や結婚感にもモロに影響を与えてしまっているようで(当然ですが)、以前付き合った女性に「私はあなたの母親じゃないから」と言われてフラれてしまったことがあったのだそう。
母親からの愛情を受けてこれなかったムロさんが、彼女にそれを求めてしまうのは仕方ないのかもしれません。。。
それでも、恋人の立場で「母親像」を求められたら、女性としては厳しいですよね。
ムロツヨシ両親を一切恨んでないと断言
ムロツヨシさんの人生そのものに影響を与えているこの生い立ちですが、それでもムロさんは両親を一ミリも恨んでいないそうです。
自分らを置いて出ていってしまった母親に対しては「当時は自分を守ることで精一杯だった」と発言しており、父親については、「大工をしていてカッコよかった」「生まれ変わっても同じ父親の元に生まれたい」とも言っています。
今のムロツヨシができたのもこの複雑な家庭環境あってこそ、と本人は全くもって気にしていないようです。
すごすぎる~~~~~!!!!
ムロツヨシの生い立ちは嘘?本人の証言動画で検証
聞いているこちらが涙を流してしまう程に壮絶な内容なのですが、巷ではこのエピソードが嘘ではないか?と言われているようなのです。
ここまで詳細が明らかになっている生い立ちがもし嘘だったら驚きですよね。
これについて、ご本人が実際に話している動画を見つけることが出来ました!
こちらは2019年5月31日に放送されたバラエティ番組「さんまのまんま35周年突入SP」での内容です。
こちらでご本人が話されているように、ムロツヨシさんの生い立ちは嘘ではなく本当でしたね。
ムロツヨシの生い立ちは「ガセネタ説」の方が「嘘」だったことになります!
ちなみに、彼の壮絶な生い立ちを笑ってくれたのは「さんま」さんと「黒柳徹子」さんだけだったそう。。。
そりゃ普通の感覚では、あまりにも辛すぎて笑えないですよね。
でも、今のムロツヨシさんが幸せそうで本当に良かったです!
ムロツヨシの生い立ちが「嘘」と言われるようになった理由
ではなぜ、ムロツヨシの生い立ちが「嘘」と言われるようになったのでしょうか。
その理由は、2018年の3月14日に放送されたバラエティー番組「TOKIOカケル」にゲストとして出演した企画が原因だったようです。
番組では「ムロツヨシ(秘)ジャニーズ交遊年表!嵐ライブで5人に▽嘘トーク」と題し、ムロさんが話したウソのエピソードをTOKIOの城島茂さんが当てるという新企画「フェイクトーク」が行われたのですが、一部メディアがその内容を事実として報道してしまう事態が起こりました。
つまり、番組の企画でムロさんが話た嘘トークを、大手メディアで事実として記事にしてしまったということです。
しかも、このムロツヨシさんが出演した回が「TOKIOカケル(トキカケ)」の中でも最高視聴率だったそうで、注目したジャニーズファンも多かった模様。
ここで混乱した視聴者が、「ムロツヨシのエピソード」=「嘘」と関連付けてしまい、ムロツヨシを代表するエピソードである「生い立ち」と「嘘」と繋がってしまったみたいです。
壮絶な生い立ちが「嘘」だったということが「嘘」だったことは、良いのか悪いのかは正直わかりませんが、いずれにしろ現在のムロツヨシさんは交友関係に恵まれており、本当に人に愛されています。
俳優陣はもちろん、あの小泉純一郎ファミリーとも交流があるそうですよ。
俳優になられた小泉孝太郎さんと売れる前から仲が良かった流れで、政治家である進次郎さんとも仲が良くなり、最終的にお父様で元総理大臣の小泉純一郎さんとも仲良くなってしまったとのこと。笑
しかも純一郎元総理大臣からは「結婚するまでお年玉あげる」とまで言わしめた人物。
凄すぎる…
あれだけ壮絶な生い立ちがあっても、一切ネガティブなオーラを出さずに人を恨まず生きられるって、もはやムロツヨシさんのずば抜けた愛されキャラは「才能」のように感じます。
誰からも愛されるムロツヨシさんが「人たらし」になるのは「必然」だったのかもしれませんね。