リアル過ぎるCG女子高生Sayaのモデルは高山沙織(アンドロイドお姉さん)?

リアルすぎる女子高生CGとして話題の「Saya」

情熱大陸でも「Saya」の夫婦クリエイターである「TELYUKA」(テルユカ)のお二人が、Sayaに込める熱意や想いを語っていました。

そんな「Saya」ですが、彼女のデザインのモデルになったのではないか?と噂になっているSayaそっくりの「人間の女性」がいるのをご存じでしょうか。

今日はそんな「リアルすぎるCG女子高生」と「CGに似すぎている人間の女性」の存在について調べてみました!!(書いてて混乱してきた)

リアルすぎるCG女子高生「Saya」

まずは、超話題のリアルすぎる女子高生CGの「Saya」を見たことが無い方、とりあえずこれを見てください!!

本当に人間にしか見えません!!!

恥ずかしそうに眼をそらしたり、瞬きをする姿なんかは本当に人間のそれ。

歩き方も普通の女子高生モデルがこんな感じで歩いているのを何度も見たことがあります。

Sayaの生みの親は夫婦クリエイターの「TELYUKA」(テルユカ)

TELYUKA画像

出典:https://area.autodesk.jp/

「Saya」は夫婦クリエイターである「TELYUKA」(テルユカ)さんから生まれました。

石川晃之さん(技術、システム担当)

石川友香さん(ディレクション、アート担当)

お二人のお名前をくっつけ合わせて「TELYUKA」(テルユカ)なんですね!

ご夫婦でクリエイターとしてSayaを生み出したなんて、本当に親子!!!!!!

下の画像なんて、もはや人間の家族そのもの。

SayaがCGであることを忘れてしまいます。。。

TELYUKAとSayaの画像

出典:Twitter

お二人が「Saya」を生み出した過程で一般的なもと大きく異なるのは、その過程。

ゼロから全てハンドメイドで「Saya」を生み出したと言います。

制作したのはハリウッドなどのような大きな組織ではなく、日本の夫婦ユニット。彼らは、実在の人物を3Dスキャンし、読み取った肌の画像を骨格に貼り付けていくという一般的な手法ではなく、ペイントソフトなどを使って1から手描きをした。当初は技術的に乏しい部分もあったが、時間をかけて、皮膚の質感、ほくろ、筋肉の動き、瞳孔など、細かい部分にまで注意を払ってSayaを作り上げた。

不気味の谷を越えた「Saya」

アンドロイドには「不気味の谷」という大きな壁があるそうです。

人間は、ロボットが人間に似始めると好意的な反応を示すものの、あるポイントに達すると、その肯定的な感情が減少していくことを森氏は発見した。そのポイント(「人間に近い」と感じる点)が、「不気味の谷」へ落ちていく始まりの部分であるという。その後、ロボットの外観が人間と見分けがつかなくなると、彼らに対する共感は再び高まっていくという。

決して人間ではないのに、人間に似ている形をしている「何か」に対して、私たちは恐怖心や嫌悪感を抱いてしまう、ということですね。

そして、その谷を越えてさらに人間の見た目に近づくと、その不快感がなくなっていくと。

「Saya」はこの不気味の谷を越えたアンドロイドと言われています。

Sayaのモデル?高山沙織がSayaに激似!

アンドロイドモデルSaoriとリアルすぎる女子高生CGSaya

ちなみに、この「Saya」にはモデルになった女性がいるのではないか?と言われていました。

それが、「アンドロイドモデル」こと、高山沙織さんという女性。

ちなみにこの画像、左が高山さん右が「Saya」です。

言われないとどっちが人間かちょっと混乱しますよね。(笑)

画像を見てもらえれば分かると思うのですが、超似ています。。。。

本当に凄く似ているし、SNS上でもモデルでは?とずっと言われていたので、きっとこの人がモデルだっただろうな~と思っていたのですが、実は違ったんですよ!!

なんと「Saya」と「高山沙織(Siori)」さんが似ているのは、偶然だったのだとか!

「Saya」は、生みの親でクリエイター夫婦の「TELYUKA」(テルユカ)の奥様、友香さんのアイディアから生まれた完全オリジナルで、モデルになった人物はいないとのこと。

クリエイターである友香さん自身が17歳の頃に理想としていた女の子を表現したのが「Saya」なんだそう。

孤独な人に寄り添う、親戚の女の子のような存在になってほしいという想いが込められているそうですよ^^

なので、「Saya」のモデルが「高山沙織」さん、というのは間違いですね。

ちなみに、「TELYUKA」(テルユカ)夫妻は、高山さんのことは既に前からご存知だったようです。

確かに自分の本物の娘として創り出したアンドロイドに、本物の人間でこれだけ似ている人がいたらビックリしますよ!!(笑)

これだけで小説が書けそうな話ですね。

そして実は、高山さんと「Saya」は、夢のコラボも果たしていました!!

なんか見ているこっちが嬉しくなってきました。(笑)

高山沙織の「アンドロイド」が「アンドロイド」過ぎるから見て

ちなみにこの高山さんですが、2017年の東京ゲームショーの『Detroit: Become Human』ブースで、「リアルすぎるアンドロイド」として超話題になった後、多くのアンドロイドモデルとしてメディアに多数掲載されています。

「自販機で買われていくアンドロイド」という動画もびっくりするくらいリアルです。

インスタの動画も本当にアンドロイド過ぎる!!

スゴイ!!!!

 

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金曜日の夜はのみたいよね。 #アンドロイドのおねえさん #アンドロイドモノマネ

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アンドロイドに共感するというエピソードがエモい

高山さんについて調べている中で、スゴくエモーショナルだな~と思ったものがありました。

彼女の「アンドロイド」は、その動きがリアルすぎて、見ている側が「アンドロイド」なのか「人間」なのか分からなくなってしまうんですよね。

で、話題になった動画のコメント欄には、匿名でたくさんのコメントが付いたそうです。

その中には、きっと人間には言わない、「アンドロイド」にだからこそ放たれる、心無い言葉がかなりあったのだとか。

『欲しい』『買いたい』と気軽に投稿されたコメントを見て、『私は人間なのに』と感じました。モノとして扱われるコメントを眺めて、アンドロイドに共感するところもありました。

(アンドロイドという)相手に感情が存在しない体なら、何を言っても許されると思っていたのかもしれません。

アンドロイドをやったことが無い人間には絶対に実感できない気づきだし、これには本当にハッとさせられました。

人間とアンドロイドものの作品はたくさんあるものの、今まではそれが非現実的過ぎてどこか「SF」として割り切ってみていたところがありますが、もうアンドロイドが私たちの生活の身近まで来ている現実があると思うと、いろんなことを考えさせられますね~。

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