収束のめどが全く立たず、日に日に世界中の人類を追い込む新型コロナウイルス。
この影響で、お子さんが自宅待機を余儀なくされている方も多いかと思います。
普段家にいない子供(夫まで)が四六時中家にいて、ストレスを感じている主婦の方も多いのではないでしょうか。
遊び盛りの子供も「我慢させられている立場」なのでその点はとても心苦しいでしょうが、子供が休校になっても夫が自宅勤務になっても、毎日の生活はしていかなくてはならないのですから、日常生活のペースが一気に乱される主婦は大変ですよね。
日本ではこれから徐々に休校が解除される方向ですが、世界中のコロナ対策を見ていると、再度休校になっても全くおかしくない状況です。
そこで当記事では外出禁止令が出ている海外で今人気の高い「子供と自宅での過ごし方」についてお勧めのアクティビティをまとめました!
目次
【重要】学校となるべく同じスケジュールで活動する
海外で推奨されているのは「学校があるときと同じスケジュール」で活動することです。
朝は何時に起きて、朝ごはん何時に何を食べるのか、午前中は何をして、昼食は?お昼寝は何時なのか?など。
普段学校で子供たちが過ごしているスケジュールと同じルーティーンで生活をするよう心がけます。
どうしても家にいると朝起きるのが遅くなってしまったり、テレビを見る時間が長くなってしまいがちですが、そこは親が責任をもって時間管理をしましょう。
一日の大まかなスケジュールを紙に書き、そちらを壁に貼りながら生活をしている親御さんも多いですよ^^
以下、海外で人気のある子供との自宅での過ごし方のアイディアをリスト化しました!
読書(読み聞かせ・朗読)
日本でも人気が高いですが、読書は海外でも強く推奨されています。
年齢によっておすすめの本は異なりますが、両親と一緒に朗読したりストーリーを楽しむことで、子供はより愛情を感じることが出来るので、積極的に子供と読書をしましょう。
塗り絵・間違い探し・シールブック
塗り絵や間違い探し・シールブックのアクティビティも人気です。
100円ショップの物でも十分です。
シールをたくさん使って子供に独自のストーリーを作らせたり、作ったストーリーを家族内で発表会形式でそれぞれ紹介したりと、活用方法はたくさんありますよ!
お金の勉強(お買い物ごっこ)
お買い物ごっこを通して、お金の勉強を始める家庭も多いです。
キャッシュレス化が進む現代、家庭によっては「現金」の存在を知らない子供も多くいます。
お金とは何か?なぜ毎日生活が出来るのか、お金の流れの基本や、おこずかいシステムの構築など。
学校ではなかなか教えてもらえない部分の教育を12歳以下から始めている家庭は海外にはとても多いですね。
性教育
筆者の周りには、3~5歳から性教育を始める家庭が多いです。
12歳以上から性教育を始めるのは「遅すぎる」のが海外のスタンダード。
思春期に入ってからでは恥ずかしがって「教育」と言う観点から向き合う子供の割合が一気に減少します。
親の言うことを素直に聞き入れる幼児の時点で基本の性教育を行い、性について親子間で語ることに対して壁を取り除くことを目的に、自宅で性教育の本を活用し、親子間でどんどん勉強を始める家庭はとても多いですね。
オンライン学習
日本よりも徹底した「休校措置」を取っている海外ですが、当然学習の遅れはどの家庭でも懸念点になっています。
そのため、無料で学べるオンラインサービスも豊富で、ネット環境があれば誰でもアクセスして勉強することが出来るサービスが非常に多い。
対象年齢は0~18歳まで揃っている事が多いですね。
興味のある方は以下を参考にしてください。日本からもアクセス可能ですよ^^
映画マラソンをする
NetflixやAmazonプライムなどを使い、映画を親子で鑑賞し、その感想や感じたことなどをレポートにまとめて家族間で共有する、というアクティビティも流行っています。
子供が好きな作品を観ることになるのですが、親側の視点から見ることで新しい発見をすることも多いこと、そして子供が作品を通して何を感じ取っているのかも理解できるとても良い方法です。
ボードゲームやカードゲーム
トランプやUNO、チェスなども今一気に売れている商品。
テレビゲームが主流の昨今ですが、ここにきて懐かしのボードゲームを家族で楽しむ家庭が増えました。
我が家はジェンガとトランプで毎晩遊んでいます。笑
パズル
年齢に合わせたピース数のパズルも人気です。
家の子供はCuboroにめちゃくちゃハマっていて、夫と二人で毎日取り合いをしてます。
作品を作る
使い終わったトイレットペーパーの芯や、段ボール、空のペットボトルを利用し、子供たちに自由に作品を作らせる親も多いです。
床が汚れるので自宅の庭やマンション内の床に大きめのシートを敷いて行います。
アクリル絵の具やビーズ、グリッター(子供は大好きですが非推奨。笑)ステッカーなど、普段だったらゴミとして廃棄してしまうものをふんだんに使用して楽しみましょう。
動画編集MV作成など
こちらは少し年齢が上のお子様向けですが、スマートフォンで子供たちに撮影をさせ、アプリで簡単な動画やミュージックビデオを作成させる家庭もあります。
YouTubeなどで公開することもできますし、子供の「発信者」としての目線を学ばせることが出来ますね。
友人や親戚に手紙を書く
字を覚えることもそうですが、今は遠いところに住んでいても、ビデオ電話が簡単に使えますよね。
こういう時代だからこそ、あえてマニュアル式に重きを置いて、子供たちに手紙を書かせる親も多くなっています。
実は私の子供も、友人から手紙が届き、今返事を書いている途中です。
一生懸命文字を書いたり絵を描いたり、シールで可愛くしたりと子供なりに頑張っている姿も可愛いですし、思いやりを育てることもできますね^^
簡単な料理
子供と四六時中一緒にいると、普段だったら1時間以内に終わる家事に時間がかかることもしばしば。
そこで、家で出す料理を簡単なものにしてしまい、その過程を子供に手伝ってもらうというママ達もいます。
包丁や火の扱いが難しい年齢の子供たちには、こねる・混ぜる、などを手伝ってもらうそうです。
親がキッチンに立っている姿を見たりして食べ物ができる過程を見せるのは、子供の食生活にも効果的と言われていますよね。
保護者監督の下で外で遊ぶ
コロナウイルスが感染するのは、人々が密集する空間にいること・至近距離での会話など、ある程度条件が発表されています。
それを十分理解したうえで、親の監視下で公園で遊ぶことを許されている場合もあります。
ほとんどがマンション併設の公園になりますが、住人同士で時間を決めて公園の空間に50%の人が入らないよう徹底されているようです。
ガーデニング
庭が無いマンションに住んでいる家庭でも、小さなガーデニングポットを利用し、ハーブや植物を育てるのもおすすめ。
植物が育つ過程を学ぶことももちろん、水やりの時間を決めて仕事を任せたり、手入れを怠ると死んでしまうことを教えたりと、子供の思いやりの心や責任感も持たせることが出来ます。
家事のお手伝い
料理の他にも、洗濯物を畳んだり、洗濯機のボタンを押してもらったり、買い物リストの作成を手伝ってもらったり、掃除を手伝ってもらったりと、子供に手伝ってもらえることは案外多いです。
下手したら夫よりもパワーになるかも?(笑)
お手伝いの報酬としてお小遣い制度を作るなど、マネーリテラシーの向上も同時進行でできますね!
まとめ
コロナウイルスの影響で、自宅待機・不要不急の外出制限を強いられている子供たち。
彼らにはまだ「なぜ遊んじゃいけないのか」「なぜ学校が閉まっているのか」「なぜ自宅待機をしなければならないのか」と理解できません。
先の見えない不安はありますが、まずは大人が冷静になり、子供たちと今の環境下で楽しむことを優先させるのが一番ですよね!
早く収束することを祈りつつも、自宅でしかできない・今だからこそできることを探し、実践してみましょう!